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あさイチのキレる子供の対処法!親の接し方、キレない方法は?

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2015年5月18日のあさイチでは、小学生を対象に“キレる”子どもにどう接するかという改善方法と原因についての特集でした。

キレる子供の原因は?子どもがキレたときの親の接し方、キレない子供にするための方法などをまとめてみました。

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子どもの中間反抗期とは?

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最近、すぐにキレる子供が増えてきたそうです。

例えば、授業中に突然前に座っている子の背中を殴ったり、カバンをドアに投げつけたり、自分の手の平をペンで刺したりする子供たちを小学校教諭が目の当たりにしています。

年長~小学校低学年の子どもに「中間反抗期」という時期があるそうです。

「自分のやりたいこと」と「親からいわれたこと」の折り合いが付けられず、パニックになりキレてしまいます。

自分で物事を決めるという機会が減ってきていることが影響しているようです。

子どもがキレた時の親の対処法は?

子どもの問題行動に向き合ってきた増田修治さん(白梅学園大学教授)が子どもがキレたときに大切なのは、親の接し方だと言います。

キレた子供に対して親はどんな対処法をすればいいのか!

◆ネガティブ感情を認めてあげること

親は子供がイライラすることについ注意をしていまいます。

しかし、増田先生は子どもがイライラすること自体は悪いことではなく、むしろイライラするのは当たり前。大人だってイライラすることもあります。

子どもがイライラする気持ちを受け止めて認めてあげると子供は本音を話しやすくなるそうです。

◆1人で落ち着ける場所を作ること

イラッとなったり、カッとなったときに1人で気持ちを落ち着かせることができる場所を作ることで、自分の感情をコントロールすることができるようになるそうです。

ポイントは2つあって

1、体が触れる程度にせまいところ

学習机の下、階段の踊り場、カウンターの下など壁に体が接することで落ち着く効果があるそうです。

2、薄暗い

カーテンなどをかけることで暗くなるので気分が落ち着く効果があります。
子どもと一緒に考えてクールダウンできる場所を作ることが大事です。

クールダウンした後は、「大丈夫?」などと優しく接することも重要です。

◆キレた理由を聞くこと

頭ごなしに否定しないことが大切です。

つい叱りつけたくなりますが、グッとこらえて「なんでイライラしているの?」など、キレた理由を聞くようにします。

そうすることで子ども自身に考えさせる力がつくようになり、後悔や反省の気持ちがわきキレにくくなるようです。

キレない子供にするための育て方や方法とは?

◆自尊心を高めること

早稲田大学教育学部教授の本田恵子さんによると自尊心が低いと些細なことでも否定されてと感じたり、うまく反論できないのでキレやすくなるそうです。

奈良県大和高田市の土庫小学校では、子どもたちの自尊心を高める授業をしています。

1、自分の短所を書く。
2、短所を友達に伝えて長所に言い換えてもらう。

負けず嫌い⇒情熱的

心配性⇒責任感が強い

落ち込みやすい⇒優しい

断れない⇒人を大切にする

こんな風に自分の短所を友達が長所に言い換えてくれることで「自分の短所だと思う部分が長所になる」ことを知り、自尊心が高まることを体感します。

家庭では

「大好きよ」と抱きしめる
あなたがいてくれてありがとう
お手伝いをしてくれてありがとう

など声掛けをするといいそうです。

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キレない秘訣は脳にあった?運動と睡眠を改善!

◆1日10分遊ぶだけでキレない子になるってホント?

前頭前野について研究している野井真吾さん(日本体育大学教授)が、昔の子供(40年前)に比べ現代の子供は前頭前野の発達が未熟な「不活発型」が増えてきたそうです。

この前頭前野が発達していないと感情がコントロールできなくてキレやすくなります。

そこである小学校では、週に3回、朝学校に行ったら10分間、体を思いっきり動かして好きな遊びをする「ワクドキタイム」を取り入れたら「不活発型」が減り、集中力がアップしたり、トラブルもなくなったそうです。

家庭では、「くすぐり合い」をするといいそうです。これなら簡単にできて親子で楽しめそうですよね。

◆早寝早起きでキレなくなる?今からでも間に合うってホント?

キレやすい子どもたちの診療を行っている、小児科医の成田奈緒子さんがいろんな実験をした結果「早寝早起き」をして「朝日」の刺激を受けることで、キレにくくなるといいます。

脳にある「セロトニン神経」がうまく発達しなかったり、発達したがうまく働かない場合は、キレやすくなるそうです。

「セロトニン神経」が活発に働くこと、攻撃性が抑えられる。

そのためには、「早寝早起きをする。朝日を浴びる。規則正しい生活をする。」ことが大切です。

セロトニン神経が最も活発に働くのが朝です。しかも朝日を浴びることで、さらに神経が活性化され正常に働くようになります。

これだけで8割の患者さんが改善されたそうです。

最新の調査でも就寝時間が早い子どもほど、イライラしにくいことが発表されました。

なんでもないのにイライラする
(小学5年・6年 4,791人回答)

午後9~10時に寝る
「よくある、ときどき」21.0%

午前0~1時に寝る
「よくある、ときどき」46.5%

平成27年 文部科学省

やはり早寝も大切なんですね。

規則正しい生活が、お子さんをキレにくくする秘訣です。

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